【山田孝之×菅田将暉】dele/ディーリー 感想
面白そうだと思ってみてみたら、やっぱり面白かったドラマ。
というわけで、早めに感想を一度書いてみる。
削除依頼を受けたデジタル記録から、図らずもクライアントが抱える不都合な「秘密」を知ってしまい、真相を探らざるを得なくなるふたり・・・そんなサスペンス展開に引き込まれました。
おそらく、依頼人の人生に立ち入らずに秘密裏に仕事をこなしてきた坂上とは違い、これから真柴は依頼人の最期の思いを積極的に絡んでいくだろう。相反するふたりが織り成す物語。
地下室での会話の応酬→部屋の外での抜群のコンビネーションはお前らぁあああああってなりました。好き。言葉すくなでなぜこんなに・・・って時点で結構ぐぐってきました。
と、言うわけで主人公ふたりの推しポイントをひたすら記載してみる。
他人に興味なさげな機動力抜群なただのイケメン。車椅子アクションにはしびれた。「謝ったじゃないですか」はすごかった。ニヤニヤした。
そして1話にしてツンデレのデレが出始めている。そして無表情キャラに見えて多弁。そして依頼人の汚い過去を教えようとしないやさしさ。多分根は優しい良いヤツ。なんやかんやで面倒見がよさそうだ。真柴と出会ったことにより、また新しい一面が見られそうである。楽しみである。
真柴祐太郎(菅田将暉)
「ひとをすこしだけ優しい気持ちにすることができる」青年。
表情豊かな害無しアホのわんこキャラかと思いきや、喧嘩の強さとか、得体の知れなさがただのやばめの過去てんこ盛りそうでやばいですね。
周りの人をやさしい気持ちにさせるその一方で、「仕事」のために瞬時に息を吐くように嘘を言ってのけた彼が怖い。果たしてこの子は1話ではじめて出会った少年のために何度嘘をついた?たかが依頼人、されど依頼人、嘘を自身の「善意」のために平気で重ねる彼は危なっかしすぎる。果たして彼は今までの人生の中で何回嘘をついてきたのだろう。自分のためではなく他人のために。
依頼者である人物がただの正義のヒーローというわけでない。今回の依頼者は、息子に見せていた「正義のジャーナリスト」ではなく、「悪辣なゴシップ記者」という面を隠したいがためにアプリをインストールした。
坂上の言った「人にはいろいろな自分があり、その中からどの自分を残すのか選んでもらう。それがうちの仕事だ。」この言葉通りの物語。
果たして、「何人もの自分」をもっているふたりは、「本当の自分」を見つけ出すことができるのか。
楽しみに見ていこうかと思います。 次回も楽しみ。
インスタとTwitterもあるみたいですね。こちらも楽しみ。